今の私を知る人たちはきっと総ツッコミするだろうとは思うのだが……
『私はかなり人見知りするんです』
まぁ、初対面で新宿駅だったかで待ち合わせした彼女とは、待ってる間に外人さん(黒白)にナンパされるというハプニングもあり、人見知りしている余裕もなかったのですが(笑)
聞かせたかったな〜、妙に発音のいい『No!!』
なので、最初から今のように入院生活を楽しめたわけではないのです。
乳飲児を家に置いて、ひとりカーテンの向こうで搾乳する虚しさったら。
塞ぎ込むわ、メソメソするわ。
……まぁ、ちょっと大人しい程度でしかなかったかも知れませんが。
もう戻ってこないぞ!!と誓い退院しても、2〜3ヶ月で戻ってきてしまう。
家族にも気を遣うし、精神削られてキツかった時、私に声を掛けてくれたのは当時の師長でした。
(今はもっと偉くなってしまわれ、なかなかお会いできてません)
『あなたに頑張るなって言っても無理でしょ?それでいいのよ。お家で頑張って頑張って、身体が辛くなったらここに戻ってくればいい。身体を癒やしてまたお家で頑張って!あなたはここの子なのよ。おかえり。』
そう言って抱きしめてくれて。
家で待っている家族にとってはたまったもんじゃないだろうけれど、ここにいていいんだと思えたら少し楽になれたんですよね。
まぁ、最近は(13号の)座敷童、牢名主、室長など酷い言われようですけどね。
人の顔を見て『賑やかになるねー♪』と言っていく他の科のドクター。
そんな扱いですよね。
院内のコンビニ店員に『毎度!』って言われる患者とか。
『物品倉庫から空気入れ借りてきて!』とか、物品まで把握している患者とか。
なんだかんだで賑やかでそれなりに楽しい別宅。
明後日の朝から帰るんだな。
楽しみだけどさみしい。
でも一週間行ってきます。