チャンピオンケース
うちの病院には、主治医のほかに3人神経内科医がいます。
それぞれ特徴があり面白いです。
私の主治医はみなさんもご存知の通り、イかれた野郎なのですが、その辺は追々と……
今日は『おしゃべりスイッチ』を入れてやらないとならない面倒だけど愛らしい先生の話。
うちの主治医が半分引退しかけているので、ほぼトップの先生なのだが……
(出会った頃はイケメンだったのに、あぁ月日とは斯くも残酷n…)
まぁ、長年私と主治医の板挟みで暴言の掃き溜めとなっていたので、来世でも夫婦にはなれまい。
おかげで彼の言葉にも遠慮がない。
メーゼントの適応は二次性進行型多発性硬化症及びその疑いで、EDSS3.0〜6.5とのことなのだが、私はEDSS7.5でちょいと悪化しすぎてますが、車いすを使うことで自立した生活が送れているので、メーゼントを使う意義はあるだろうと導入に賛成してくれた主治医。
だけど元イケメンとはそこまでの心の遣り取りはないので、ズケズケと質問漬けにしてくださる。
土足で踏み荒らすことはしないので、それでも心地良い関係ではあるのですが。
そんな彼からのお言葉。
『ホント、メーゼント効くといいよね。メーゼントのチャンピオンケースではかなり改善したようだから、そうなるといいよね!』
……うん、そうだね。
でもそれ『チャンピオンケース』なんだよね。
うん、信じるものは救われる。
エビデンスなんぞ、クソ喰らえ!!
(いや、そういう話じゃないだろうn…)